ユビキノンの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ユビキノン

学名 Ubiquinone
用途・効果
安全性 B (安全性は高いが、稀にアレルギー報告のある成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、マッサージ料、ボディケア、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、口紅、リップグロス、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント、入浴剤

ユビキノンとは?

CoQ10(コエンザイムQ10)として知られているのが、ユビキノンです。
細胞内のミトコンドリアにあり、糖質からエネルギーを作り出すATPという物質を活性化させる働きがあります。
ユビキノンの語源である「ユビキタス」はあらゆる所に存在するという意味ですが、全身に多ければ多いほどエネルギーが効率よく作られるので、疲労しにくい身体を維持することができます。

抗酸化作用もあり、さらに抗酸化作用のあるビタミンEの働きを促進する働きもあるため、いつまでも若々しくあるために欠かせない成分です。
元々は心臓病の治療薬として開発された成分なので、心疾患予防や生活習慣病予防にも効果が認められています。

ユビキノンの安全性は?

元々医薬品成分だったため、化粧品に使用できるようになったのは2004年10月です。
ユビキノンはネガティブリスト(配合禁止成分のリスト)に「粘膜に使用されない化粧品は100g中0.03gまで使用可、粘膜に使用されることのある化粧品には配合不可」という規定つきで登録され、化粧品に配合することが可能になりました。
医薬品は副作用の危険性があり、長期使用しないことが前提となっていますから、肌に長期間使用することは慎重になったほうがよいかもしれません。

ユビキノンの役割は?

ユビキノンは、経口摂取するより塗布したほうが肌への効果が出やすいと考えられています。
皮膚細胞を活性化させてコラーゲンを作り、さらに肌の新陳代謝を促進するため、アンチエイジング化粧品によく配合されています。
また酸化防止作用があるので、皮膚や頭皮を紫外線から守りシミやそばかすをできにくくし、抜け毛や白髪予防の目的で日焼け止めや頭皮ケア商品にも使われます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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