ワレモコウエキスの成分解説と安全性、役割

リカラ
トップ > 白髪染め・カラートリートメントの成分一覧 > ワレモコウエキス

白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ワレモコウエキス

学名 SANGUISORBA OFFICINALIS ROOT EXTRACT
用途・効果 収れん作用、消炎、殺菌、抗炎症、美白効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 漢方薬、収れん化粧品、スキンケア化粧品、育毛剤、ヘアケア商品

ワレモコウエキスとは?

バラ科ワレモコウの根及び根茎から抽出されるエキスです。別名チユエキスとも呼ばれます。
ワレモコウ(漢字表記は吾亦紅・割木瓜・我毛紅など)は、中国や朝鮮、シベリアなどに分布する野草です。
日本の山野でも一般的に見られる多年草植物になります。
根茎を乾燥させたものを煎じれば、月経過多、吐血、喀血などの症状改善に役立てられると言われています。
そんなワレモコウから抽出されるこのエキスは、その成分にタンニンやサポニンを含んでいます。
抗炎症、収れん、チロナーゼ活性阻害、殺菌、美白などに期待がもてる素材として、スキンケア製品やヘアケア製品に用いられる成分となっています。
化粧品素材として非常に優れており、 化粧水やクリーム、頭髪用製品など様々なスキンケア商品に配合されています。 刺激が少ないので皮膚を保護するためのベビー用ローションにも使われています。

ワレモコウエキスの安全性は?

古くから収れん作用のある素材として活用されてきた歴史をもつことから、皮膚使用に対する安全性にも信頼がもてる成分となっています。
低刺激性であることから自然派化粧品やベビー向け商品などにも活用される素材のひとつです。

ワレモコウエキスの役割は?

東洋医学では漢方薬として止血のほか、火傷、皮膚炎などの治療にも役立てられてきた素材です。
収れん作用に加え、消炎効果、殺菌、抗炎症効果、美白効果なども認められている成分ですので、一般的な化粧水や乳液、美容液のほか、ニキビや肌荒れ、アンチエイジングなどの対策化粧品にも活用される素材となっているでしょう。
低刺激性で皮膚を保護しながらも引き締める作用があることから、頭皮環境を整える目的で、シャンプーや白髪染めといったヘアケア製品にも活用されています。
また、育毛剤などの育毛ケア成分としても見かける機会がある素材のひとつと言えるでしょう。
抗酸化成分も豊富に含む天然素材として自然派化粧品に採用される機会も多く、安全性の高さからベビーソープなどにも用いられる素材となっています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

[PR]当サイトは広告プログラムにより収益を得ています

注目の特集

先月の売れ筋ランキング

話題のテーマ

比較リストで確認

比較リストに追加した商品は「比較表を見る」ボタンを押すと、まとめて比較することができます。
比較表を見る

比較リストで確認