ユーカリエキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ユーカリエキス

学名 Yuukari Ekisu
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、ボディケア、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、入浴剤

ユーカリエキスとは?

フトモモ科のユーカリや近縁植物の葉から抽出されたエキスです。
ユーカリは主にオーストラリアに植生しており、先住民アボリジニがケガを治す際に葉を使用していました。
成分はシネオール、シトロネラール、ピネンなどで、シネオールには抗菌、抗炎症、免疫力強化、去痰作用などがあります。
シトロネラールはシネオールと同様の作用に加え、防虫効果もあるため、虫除けに使われます。
ピネンは芳香成分で、抗菌、強壮、免疫力強化作用があります。
そのほかタンニンやレジン質なども含まれ、肌に使用すると肌が引き締まります。

ユーカリエキスの安全性は?

古くから葉のエキスを治療などに使用していましたし、イギリスではユーカリ油が医薬品として認められており、安全性が高い成分です。

しかしユーカリは作用が強く、オイルを吸引した場合まれに中毒を起こすことがあります。
化粧品に配合されているエキス程度では問題ないとされていますが、喘息や気管支炎を悪化させる場合もあるため、あまり香りが強い製品は慎重に使用しましょう。

ユーカリエキスの役割は?

肌に対しては保湿、収れん、抗菌・殺菌、消臭、血行促進作用を促進します。
保湿作用があるので化粧水やパックに、収れん作用があるので脂性肌の基礎化粧品やファンデーションなどに、抗菌・殺菌作用があるので洗顔料やクレンジングに、と多くの化粧品に使用されています。
またシャンプーやボディ洗浄料・クリームに添加すると、抗菌作用のほか消臭効果も期待できますし、ユーカリ自体の清潔感あふれる香りが肌や髪にほのかに残ります。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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