白髪染め・カラートリートメントの成分解説
アセチルヘキサペプチド
学名 | Acetyl Hexapeptide |
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用途・効果 | |
安全性 | A (安全性に信頼が持てる成分) |
よく使われる商品例 | 固形石鹸、洗顔フォーム、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、マッサージ料、ボディケア、化粧下地、ファンデーション、パウダー、口紅、リップグロス、アイライナー、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、バスト・ヒップケア |
アセチルヘキサペプチドとは?
アセチルヘキサペプチドは、6つのアミノ成分が結合してできたペプチド成分です。
アセチルヘキサペプチド-1、3、8、30、38など数種類あり、合成されるアミノ成分によって作用が違います。
アセチルヘキサペプチド-1
アラニン、アルギニン、トリプトファン、ヒスチジン、フェニルアラニン、ロイシンのアミノ酸と酢酸の反応でできる成分で、皮膚の保護剤やコンディショニングに使用。
アセチルヘキサペプチド-3、-8
アセチルグルタミン酸、アルギニン、メチオニンから合成された成分で、別名「アルジルリン」、塗るボトックスと呼ばれる。皮膚の緊張を和らげ、ハリと柔軟性を与える成分。
アセチルヘキサペプチド-30
アスパラギン酸、アルギニン、グルタミン酸、チロシン、ロイシンと酢酸の反応でできる成分で、-3、-8をより強力にしたもの。
アセチルヘキサペプチド-38
アルギニン、セリン、トレオニン、バリンをアセチル化してできる成分で、保湿作用のほか脂肪蓄積促進作用があり、バストアップ効果があるとされる。
アセチルヘキサペプチドの安全性は?
元々ボトックス注射に使用するボツリヌス菌が毒素であることから開発された成分で、それぞれのアセチルヘキサペプチドは各メーカーの調査によって毒性や炎症はない、とされています。
アミノ酸が主要成分ですから、安全と考えて良いでしょう。
アセチルヘキサペプチドの役割は?
アセチルヘキサペプチドは神経伝達物質の働きを抑制することで顔の表情筋の動きを止め、表情ジワと改善させる働きがあるとされています。
- Attention -
安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。
・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。
・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)
・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。