アイ葉/茎エキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

アイ葉/茎エキス

学名 POLYGONUM TINCTORIUM LEAF/STEM EXTRACT
用途・効果 美白、抗炎症、抗シワ
安全性 B (安全性は高いが、稀にアレルギー報告のある成分)
よく使われる商品例 洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、マッサージ料、ボディケア、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、カラートリートメント、一時染毛料

アイ葉/茎エキスとは?

アイとは「藍」と書くタデ科の植物で、タデアイ(蓼藍)とも呼ばれています。
その葉や茎から抽出されたものは藍色の染料として、「ジャパニーズインディゴ」という名で欧米でも知られています。
しかしアイと呼ばれる植物はタデ科のほかマメ科やアブラナ科、キョウチクトウ科など世界中に色々あり、インディゴ色の染料を採る植物は皆アイとも考えられています。

タデアイの原産地はインドとされ、日本には中国から運ばれ、藍色の染料の材料として近年まで使用されてきましたが、最近は合成されたものがほとんどです。

主に染料として使用されていた藍ですが、古くから解毒や解熱にも効果があると考えられてきました。
現在は研究が進み、抗酸化、抗炎症、抗ウイルス、抗アレルギーなど多くの効能・効果が発見されています。

アイ葉/茎エキスの安全性は?

紫外線によるメラニン色素の生成を抑える働きがあるとされ、美白効果が期待されています。
抗酸化作用や抗炎症作用があることから、日焼け止めにも配合されます。
保湿作用があるので肌のバリア機能を正常に保ち、弾力をアップさせるといわれています。また、紫外線防止作用と併せて髪を保護する効果も期待できます。

アイ葉/茎エキスの役割は?

美白作用や抗炎症・抗シワ作用に期待がもてる成分です。
このことからアンチエイジング化粧品はもちろん、ニキビや肌荒れなどの対策化粧品にも活用される素材となっているでしょう。
シミなどの原因となるメラニンの生成や、紫外線の刺激を受けてメラニンを作り出す物質そのものの生成を抑制する作用があることから、天然美白剤として美白化粧品にも採用される機会のある成分です。
化粧水や乳液、美容液、クリームなど、様々なスキンケア製品に配合される天然成分のひとつとなっています。
また、マッサージに用いるボディローションなどの製品にも配合されているほか、抗炎症作用に期待をもちシャンプーや白髪染めといったヘアケア製品でも見かける機会のある素材のひとつです。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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