アラニンの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

アラニン

学名 Alanine
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、クリーム、パック、ピーリング、ボディケア、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、口紅、リップグロス、アイライナー、アイブロウ、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント

アラニンとは?

アラニンは非必須アミノ酸の一種で、肌の角質の水分を保持する天然保湿因子NMFに含まれる成分です。
体内では肝臓を強化してアルコール分解を促し、エネルギー源のグルコースを生成する、非常に大切な役割があります。
ほとんどのタンパク質に含まれており、通常は不足することはありませんが、不足すると疲れやすい、肝臓障害、肌の乾燥などの症状が出てきます。

アラニンには肌を弱酸性に保つ働きもあります。
肌はアルカリ性に傾くと皮膚のタンパク質にダメージを与え、ニキビ、シワ、くすみ、乾燥などのトラブルの原因になるため、出来るだけ弱酸性になりやすい環境を整えることが必要です。

アラニンの安全性は?

体内に存在する成分であり、医薬品にも使用される成分なので、肌にやさしく安全性も高いと考えられます。
ただし、サプリメントなどで大量摂取すると血圧を下げ過ぎ、めまいなどの症状を起こすことがあります。

アラニンの役割は?

水に溶けやすいため、化粧水などに多く使用されています。
肌を弱酸性に保つためターンオーバーが正常に行なわれ、しっとりとした若々しい肌を期待できます。
よく育毛剤に添加されていますが、これは頭皮の乾燥を防ぎ環境を良くすることで、髪の成長作用を改善することを狙ってのことです。
また、傷んだ髪をまとまりやすくしっとりさせるため、シャンプーやトリートメント剤にもよく配合されます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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