緑藻エキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

緑藻エキス

学名 ALGAE EXTRACT
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、ボディケア、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、口紅、リップグロス、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント、入浴剤

緑藻エキスとは?

緑藻(りょくそう)エキスは緑色の光合成色素クロロフィルを持つ藻の総称で、約16,000種類あるとされています。
アオサやアオノリなどの海藻類も含まれますが、クロレラのように顕微鏡でしか見られないような緑藻が非常に多く、淡水、土の中、樹木の表面などに生息しています。

エキスにはミネラルやビタミンが豊富で、特にカルシウムとマグネシウムが多く含まれています。
カルシウムは皮膚のターンオーバーを促進する作用があり、さらに細胞同士の結びつきを強める働きもあるため、アンチエイジングに大切な成分です。
また、角質層の保湿成分であるセラミドなどの合成を促す作用もあるため、肌のうるおいに必要な成分といえます。
また、マグネシウムはアトピー性皮膚炎を改善させる働きもあります。

最近、ヘマトコッカスと呼ばれる緑藻からアスタキサンチンという強力な抗酸化作用を持つ成分が生成できることがわかり、注目を浴びています。

緑藻エキスの安全性は?

食用の海藻も多く、安全性は高いといえるでしょう。
しかし、緑藻類の一種であるクロレラのクロロフィルが分解する際に生成される物質によって、光過敏症を起こしたという例があります。
また、緑藻類には高タンパクなものがあり、タンパクアレルギーを起こす場合がありますので、既にアレルギーを持っている場合は注意してください。

緑藻エキスの役割は?

皮膚細胞の結合を促し保湿するので、皮膚細胞の活性化が期待でき、保湿や美白を目的にした基礎化粧品やアンチエイジング化粧品に配合されています。
また、髪のうるおいを保ちツヤが出るので、ヘアケア製品にも使用されます。
カラートリートメントにも、頭皮環境の改善効果と髪を保護する目的で配合されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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