アルギン酸Naの成分解説と安全性、役割

リカラ
トップ > 白髪染め・カラートリートメントの成分一覧 > アルギン酸Na

白髪染め・カラートリートメントの成分解説

アルギン酸Na

学名 ALGIN
用途・効果 乳化剤、保湿
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 乳液、クリーム、ローション、洗顔料、石けん、パック、ファンデーション、シャンプー、フレグランス化粧品

アルギン酸Naとは?

褐藻類に含まれる多糖類であるアルギン酸とナトリウム塩から作られる成分です。
アラメ、カジメ、コンブ、ワカメなどの褐藻類はヌルヌルとした感触がありますが、アルギン酸ナトリウムは、このヌルヌル成分を素にした成分になります。
粘り気があることから親水性増粘剤や乳化安定剤、練りものなどの結合剤などとして、身近な食品などにも活用される素材です。
粘性を活かした乳化安定剤として、メイクアップ製品やスキンケア製品、ヘアケア製品にも用いられる素材となっています。
高度に精製されたものは医薬品にも用いられるなど、その安全性にも信頼がもてる素材のひとつです。
低分子化されたアルギン酸ナトリウムは、特定保健与食品(トクホ)の有効成分のひとつにも数えられています。

アルギン酸Naの安全性は?

天然成分から作られる素材のひとつとして、安全性は高いとされている成分です。
一般的な石油系の乳化剤よりも安心して活用できることから、自然派化粧品や手作り化粧品の原料としても選ばれる素材となっています。
低分子化されたアルギン酸ナトリウムは、特定保健与食品(トクホ)の有効成分にも認められています。

アルギン酸Naの役割は?

粘性を活かし、結合剤や乳化剤に幅広く用いられる素材です。
このため、メイクアップ製品であるファンデーションの結合剤や、スキンケア製品である乳液やクリームなどの乳化剤として活用されているでしょう。
マッサージ用のジェルやパックなどにも使用され、シャンプーや白髪染めといったヘアケア製品でも見かける素材のひとつとなっています。
その粘り気から天然の保湿成分としての効果も期待できるほか、石油由来の乳化剤よりも安全性に優れた成分として自然派や無添加化粧品にも有効活用されています。
また、手作り化粧品の原料としても市販されており、人工合成グリセリンよりも安心して使用できる素材としても注目されています。
高度に精製されたものは医薬品にも用いられ、特に再生医療分野での活躍が期待されている素材です。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

[PR]当サイトは広告プログラムにより収益を得ています

注目の特集

先月の売れ筋ランキング

話題のテーマ

比較リストで確認

比較リストに追加した商品は「比較表を見る」ボタンを押すと、まとめて比較することができます。
比較表を見る

比較リストで確認