ゲットウ葉エキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ゲットウ葉エキス

学名 Alpinia Speciosa Leaf Extract
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 石鹸、クレンジング、化粧水、保湿、エイジングケアクリーム、シャンプー

ゲットウ葉エキスとは?

ゲットウ(月桃)は九州南部から沖縄、台湾、東南アジア、インドなどに生える常緑多年草です。
ゲットウの葉はα-テルピネオール、1,8-シネオール、ボルネオールなどを含有しています。
α-テルピネオールはティートリー、ローズウッド、クラリセージなどに含まれる抗炎症、抗アレルギー、収れん作用を持つ芳香成分です。
1,8-シネオールはユーカリオイルなどに含まれ、抗菌、抗炎症作用があります。
ボルネオールにも抗菌・抗炎症作用があり、さらに神経疲労やストレス解消作用もあるといわれています。

葉の抽出物には皮膚繊維芽細胞増殖促進作用、コラーゲン産生促進作用・分解抑制作用があることが実験でわかっています。
またビタミンA、ビタミンCなどが多く含まれており、肌の新陳代謝を促進します。

ゲットウ葉エキスの安全性は?

種子は古くから抗菌・防虫・去痰・健胃作用が知られており、乾燥させたものを粉末にして飲むなど民間治療によく使用されてきました。
また、汁を傷口に塗って消毒することもあり、安全性の高い成分です。

ゲットウ葉エキスの役割は?

ゲットウ葉エキスには、繊維芽細胞の増殖を促進する働きがあると考えられています。
繊維芽細胞とはコラーゲンやヒアルロン酸など、皮膚の真皮部分の成分を合成する細胞で、分裂速度が早いため肌のアンチエイジングが期待できる成分として、注目を集めています。

コラーゲンやヒアルロン酸は紫外線が真皮まで侵入することでその作用を失ってしまうため、化粧品やヘアケア製品に使用することで細胞の劣化を防ぐ効果が期待でき、オーガニックコスメなどに使用されています。

頭皮や髪は一年中日光を浴びており最も劣化が早い部位なので、ゲットウ葉エキスが使用されていることで細胞や皮膚の若返りも狙えます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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