白髪染め・カラートリートメントの成分解説
AMP(別名:アデノシン・モノ・ホスフェート)
学名 | AMINOMETHYL PROPANOL |
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用途・効果 | ターンオーバーの活性化、メラニン排出 |
安全性 | B (安全性は高いが、稀にアレルギー報告のある成分) |
よく使われる商品例 | 洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、マッサージ料、ボディケア、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、リップグロス、アイブロウ、アイシャドウ、アイライナー、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント、ヘアスタイリング |
AMPとは?
「AMP」と表現される成分には2つあり、一つは正式名称を「2-アミノ-2メチル-1-プロパノール」といい、脂肪族アルコールの誘導体です。
天然ガスをニトロ化したものとホルムアルデヒドを反応させてできるもので、乳化剤やpH調整剤、アルカリ化剤として使用されており、多くの化粧品に配合されています。
もう一つは「アデノシン・モノ・ホスフェート」のことで、リポ核酸の成分の一つです。
新陳代謝を促進する働きがあることから、肌のターンオーバーを正常にすると考えられています。
また大塚製薬が開発した美白成分にも使用されており、ターンオーバーを促進することでメラニン色素を排出する作用があるとされています。
AMPの安全性は?
「2-アミノ-2メチル-1-プロパノール」はアルカリ剤のため、弱酸性の肌に刺激となることがあります。
「アデノシン・モノ・ホスフェート」は体内に存在する有機化合物であり、母乳にも含有されていますから、安全性は高いと考えられます。
AMPの役割は?
「2-アミノ-2メチル-1-プロパノール」には変色を防ぎ安全性を高めるためにpHを調整する働きがあり、さらに顔料を均等に分散させる作用もあるため、基礎化粧品、メイク商品、ヘアケア製品など多くの製品に配合されています。
「アデノシン・モノ・ホスフェート」はまだ新しい成分で、主に美白化粧品に配合されています。
成分表では「アデノシン1リン酸2ナトリウム」と表記されているかもしれません。
- Attention -
安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。
・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。
・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)
・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。