アシタバエキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

アシタバエキス

学名 Angelica Keiskei Extract
用途・効果
安全性 B (安全性は高いが、稀にアレルギー報告のある成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、マッサージ料、ボディケア、リップケア、顔用・ボディ用日焼け止め、BBクリーム、パウダー、シャンプー、コンディショナー、トリートメント

アシタバエキスとは?

アシタバ(明日葉)は日本原産の、セリ科シシウド属の植物で、その葉と茎から抽出されるのがアシタバエキスです。
八丈島のアシタバが有名ですが、房総半島、三浦半島、伊豆諸島に自生しています。

アシタバの由来は「葉を摘んでも明日には芽が出る」ことから来ており、非常に強靭な生命力があります。
茎と葉にはβ-カロテン、ビタミンB1・B2・B6、葉酸、パントテン酸、ナイアシン、ビタミンC・E・K、カリウム、リン、鉄、亜鉛、マグネシウム、ナトリウムなどが含まれています。
また、アシタバ特有のポリフェノールのカルコンは、アディポネクチンという生活習慣病を予防するホルモンを増加させる作用があります。
また配糖体のルテオリンは免疫系の調整をする働きがあり、アトピー性皮膚炎、喘息、花粉症などの体質改善にも効果があるといわれています。
こういった高い栄養価や効能があることから、青汁などに使用されています。

アシタバエキスの安全性は?

古くから摂取されていた成分であり、毒性はないとされています。
しかしセリ科の植物には口腔アレルギーを引き起こす原因物質が含まれており、セロリや人参にアレルギーがある場合は注意が必要です。
さらに、成分のルテオリンには消化器系に副作用が出る可能性や女性ホルモンのプロゲステロンの分泌を阻害する作用が示唆されています。
化粧品レベルでは問題ないとされていますが、一応頭に入れておきましょう。

アシタバエキスの役割は?

高い抗酸化作用があり、酸化防止剤として多くの化粧品に配合されています。
また、収れん作用や抗菌作用があるので、ニキビケアや頭皮環境の改善に役立ちます。
血行促進作用や細胞活性作用が高く、肌の新陳代謝を促すことからアンチエイジングやUVケアにも効果的です。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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