リンゴエキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

リンゴエキス

学名 Pyrus Malus (Apple) Fruit Extract
用途・効果
安全性 B (安全性は高いが、稀にアレルギー報告のある成分)
よく使われる商品例 石鹸、洗顔フォーム、ボディソープ、クレンジング、化粧水、美容液、パック、化粧下地、日焼け止め、ゴマージュ、ピーリング剤、口紅、マスカラ、アイシャドウ、シャンプー、入浴剤

リンゴエキスとは?

リンゴの果実から採ったエキスを「リンゴエキス」と呼び、そのほか種子から採った「リンゴ種子エキス」や、特定のリンゴの幹細胞を培養して作られる「リンゴ果実幹細胞エキス」があります。
リンゴにはリンゴ酸、クエン酸、タンニン、ペクチン、ポリフェノール、ブドウ糖、ショ糖などの成分が含まれています。
リンゴ酸やクエン酸は天然のピーリング作用があり、肌を柔らかくしてくれます。
タンニンは毛穴や皮脂腺を引き締める働きがあるので、オイリー肌の皮脂コントロールにも適しています。

リンゴ種子には女性ホルモンに似た成分があり、皮膚の老化や代謝作用の劣化を改善することが最近の研究でわかっています。

またリンゴ果実幹細胞エキスは皮膚の幹細胞に働きかけ、シワを改善するといわれています。
ただし現在そのリンゴ「ウトビラー・スパトラウバー」は絶滅危惧種になっており、スイスのみで生産されています。

リンゴエキスの安全性は?

リンゴ自体の成分は特に有毒なものはありません。
しかしリンゴは中国生産が特出して多く、しかも品質が落ちるために加工用として使用されるため、それらを使用したエキスの場合、あまり美容効果は期待できないでしょう。
さらに、リンゴは多量の肥料と農薬、消毒薬が必要なため、残留農薬がイチゴに次いで2番目に多いとされています。
少量であればそれほど心配する必要はありませんが、リンゴエキスを強調している商品の場合、使用に不安が残ります。

リンゴエキスの役割は?

古い角質を穏やかに取り除く作用があるため、クレンジングやパック、ゴマージュ、ピーリング剤によく配合されます。
また、糖類には保湿効果が、タンニンには引き締め作用が、さらに豊富なビタミンCには抗酸化作用があるので、アンチエイジング化粧品にもよく使用されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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