ベタインの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ベタイン

学名 BETAINE
用途・効果 食品添加物、洗浄作用、防腐剤
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 調味料、化粧品、ヘアケア製品

ベタインとは?

アミノ酸の一種で、正式名称トリメチルグリシンと呼ばれ、てん菜から抽出される天然成分になります。
ベタインという名称も、てん菜の学名ベータ・ブルガリス(Beta vulgaris)に由来しています。多くの動植物に含まれる成分でもあり、野菜やキノコ、魚介類にも存在しています。
何よりも食品添加物としての用途が多い成分で、調味料として食品の甘味や旨味と深い関係性をもちます。また健康面では、高脂血症や肝機能の改善に効果的とも言われています。
吸湿性と保湿性に優れていることから化粧品やヘアケア製品にも用いられ、健康・美容サプリメント成分としても採用されています。

ベタインの安全性は?

てん菜ほか野菜やキノコといった食品に含まれる成分ですので、安全性は高いと言えます。
日頃の食生活の中で無意識の内に摂取している成分です。また、商品の成分として用いられる場合はてん菜から抽出されますので、アレルゲン(特定原材料等25品目)の問題もありません。
当然ながら毒性もありませんので、化粧品やヘアケア製品に配合されていても安心して使用することができます。

ベタインの役割は?

食品の甘味と旨味に深く関わることから調味料に分類され、食品添加物として多く用いられています。
塩味や酸味の強い食品の味をまろやかにすることから、例えばイカ塩辛といった食品にも添加されています。
基礎化粧品やメイク用品にも、高い吸湿性と保湿性から採用されるケースのある成分です。陽イオンと陰イオンを持つ天然の両性界面活性剤として、洗浄力や帯電防止効果ももつことから、シャンプーはもちろん、ヘアスプレーやワックスといった整髪料や白髪染めにも使用されています。また、他の水分活性低下剤と併用することで、防腐剤としての力も発揮できるなど、様々な形で役立てられている天然成分です。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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