BGの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

BG(別名:1,3-ブタンジオール)

学名 BUTYLENE GLYCOL
用途・効果 保湿、抗菌作用
安全性 B (安全性は高いが、稀にアレルギー報告のある成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、マッサージ料、ボディケア、アイケア、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、口紅、リップグロス、アイブロウ、アイライナー、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、ヘアケア、スタイリング、入浴剤

BGとは?

1,3-ブチレングリコールのことで、アルコールの一種です。
化学物質のアセトアルデヒドから合成され、保水・保湿性、抗菌性などに優れています。

アセトアルデヒドといえばアルコールの分解物質で二日酔いの原因や発がん性もあるとされ、大気汚染物質でもありますが、本来植物や果物の代謝によって生まれる物質です。
そのため、植物性化粧品の多くに自然と含まれています。
化粧品に配合される場合は化学的に製造されたものがほとんどですが、植物由来のグリセリンより刺激が少ないとされています。

また、大気の湿度によって保湿をコントロールする働きがあるため、肌や髪のコンディションを整えてくれます。
アルコールを含むことから抗菌性があり、ビタミンCの酸化防止剤としても作用します。

BGの安全性は?

低刺激なので非常に多くの化粧品に配合されています。
しかしBGの元となるアセトアルデヒドが皮膚や粘膜に強い刺激を与える物質なので、BGも危険であるとする意見もあります。
濃度の問題であり化粧品への配合量が少なければ問題ありませんが、もし成分表の最初のほうに書かれていた場合は、肌の様子を見ながら使用してください。

BGの役割は?

湿度に合わせて保湿性を変化させる特徴があり、肌の状態をいつも一定にすることができます。
また抗菌性や酸化防止作用があるので他の防腐剤や酸化防止剤の量を減らすという役割も果たします。
べたつきが少ないので、ヘアケアに使用すると髪がべたっとならず、しかもしっとりまとまりよくなります。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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