イソアルキル(C10-40)アミドプロピルエチルジモニウムエトサルフェート の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

イソアルキル(C10-40)アミドプロピルエチルジモニウムエトサルフェート (別名:クオタニウム-33)

学名 C10-40 Isoalkylamidopropylethyldimonium Ethosulfate
用途・効果
安全性 D (毒性や刺激が強く、なるべく使用したくない成分)
よく使われる商品例 シャンプー、コンディショナー、トリートメント

イソアルキル(C10-40)アミドプロピルエチルジモニウムエトサルフェート とは?

「クオタニウム-33」と表示されることもある、第4級アンモニウム塩の陽イオン(カチオン)界面活性剤です。
この成分は、髪のキューティクルを補修するという特殊な働きがあります。

キューティクルの表面には18-MEAという、ビロード状の組織があります。
頭皮の皮脂を髪の表面に送る働きがあり、これがなくなると髪にツヤがなくなるだけでなく、キューティクルが剥がれやすくなり、髪がパサパサになってしまいます。
しかし、18-MEAは数回のパーマやカラーリングで簡単に失われてしまい、再生しません。

イソアルキル(C10-40)アミドプロピルエチルジモニウムエトサルフェートはこの18-MEAを含んでおり、キューティクルを補修する作用があります。
さらに、第4級アンモニウム塩なので静電気を防止し、髪に柔軟性を与える働きも持っています。

イソアルキル(C10-40)アミドプロピルエチルジモニウムエトサルフェート の安全性は?

ダメージへアの補修には高い効果を上げる成分ではありますが、陽イオンで、さらに第4級アンモニウム塩ですから、非常に刺激が強いということです。
自然派化粧品のトリートメントにも配合されており、頭皮につけなければ問題はありませんが、肌が弱い人は特に注意して使用しましょう。

イソアルキル(C10-40)アミドプロピルエチルジモニウムエトサルフェート の役割は?

18-MEAを補充するので、ヘアケア製品に配合するとパーマやカラーリング、シャンプーなどでダメージを受けた髪をしっかりケアし、さらにツヤと柔軟性を取り戻す助けとなります。
また、原料メーカーの資料によると、パーマやカラーリング、ブリーチ時、薬剤にこの成分を配合することで、ダメージを抑制できるとされています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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