ツバキ油の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ツバキ油

学名 Camellia Japonica Seed Oil
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 石鹸、クレンジング、化粧水、乳液、ファンデーションパウダー、マスカラ、口紅、リップグロス、マニキュア、シャンプー、ヘアコンディショナー

ツバキ油とは?

「ツバキ油」は伊豆大島や伊豆、長崎、新潟などで採れるヤブツバキの種子から採取される油のことで、天然の界面活性剤です。
ヤブツバキ以外から採られたものは「カメリア油」「椿油」と呼ばれ、区別されています。

人間の皮脂に多く含まれるオレイン酸が80%と多いため非常になじみがよく、しかも不飽和脂肪酸のリノール酸が約4%と非常に少ないため酸化しにくく、スキンケアにもヘアケアにも使用できます。
また成分のサポニンには殺菌作用があるため、ニキビやアトピーにも効果があります。
サポニンは天然の界面活性剤で水と油をなじませる作用があるため、多くの美容製品に使用されています。

ツバキ油の安全性は?

古くから皮膚や髪に塗って使用していたほか、食用油として料理に使われるほど安全性が高い成分です。
ただし酸化しにくいとはいえ高温多湿のところにおいておけば酸化しますので、取り扱いには注意しましょう。
また、ツバキ油の製法には低温圧搾と溶剤抽出があり、溶剤抽出のほうは有機溶剤を使用するため、成分が壊れたり不純物が混ざったりする可能性があるため、できるだけ低温圧搾のものを選びましょう。

ツバキ油の役割は?

高い保湿力があるため、肌を保護し、他の有効成分の浸透を助けてくれます。
また、肌に刺激を与えることなく汚れを浮かすことができるので、化粧落としや洗髪前のヘッドマッサージに使用すると、毛穴の奥まできれいにすることができます。
紫外線をカットするので、肌や頭皮、髪に塗ることで穏やかな日焼け止めにもなります。
自然の油なのでつけ過ぎるとべたつきますから、配合量の多い製品を使用する時は少量ずつ試すようにしましょう。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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