カメリア種子油の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

カメリア種子油

学名 Camelliate Oil
用途・効果
安全性 C (危険性は少ないもののなるべく使用は控えたい成分)
よく使われる商品例 シャンプー、コンディショナー、トリートメント、ヘアケア

カメリア種子油とは?

カメリアは椿のことですが、私たちが通常ツバキ油と呼んでいるのはCamellia Japonica(ヤブ椿)と呼ばれる品種の種子から採れたもののみを指します。
「カメリア種子油」はCamellia属の植物の種子から採れたオイルとなっており、ユチャ、トウツバキ、ルブリフロラ、アザレアツバキなど、中国や東南アジアで採れたものが使われるのが一般的です。
日本で販売されている「椿油」という名称のものも、多くがカメリア種子油で作られています。
ヤブ椿から採れる「ツバキ油」はオレイン酸が約85%、「カメリア種子油」は約50%とかなり違います。
皮脂の成分に近いオレイン酸が多いほど、なじみがよくなり肌に刺激を与えません。
カメリア種子油のほうが刺激がありますが、その反面オレイン酸を大量に顔に塗布すると肌荒れを起こしやすいともいわれています。

カメリア種子油の安全性は?

ほとんどが中国産のユチャ(油茶)から採られており、安全性に疑問が残ります。
また、本当に有効成分や栄養素がたっぷり入った良い油を取るには低温圧搾製法でなくてはならないのですが、ほとんどの場合は熱を加えたり化学溶剤を使用したりして抽出しています。
それによって低温圧搾製法よりはるかに多い量の油が採れ、さらに不純物が取り除かれるので色やにおいは良くなりますが、熱や溶剤に弱い成分はなくなってしまいます。

カメリア種子油の役割は?

最近はほとんどヘアケア製品に使用されています。
ほんの少量を髪全体になじませるとしっとり落ち着くので、シャンプーやトリートメント、ヘアクリームなどに配合されています。
単独でオイルを使用する場合、クレンジング剤として使うと刺激なくメイクや皮脂を落としてくれます。
また、皮脂にはオレイン酸が含まれているのでなじみがよく、栄養を浸透させるためにパックやマッサージに使用することもできます。
ヘアオイルとして使用する場合は、多くつけるとべったりしてしまうので、1~2滴を手のひらに伸ばして髪全体につけるようにしてください。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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