アトラスシーダー樹皮油の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

アトラスシーダー樹皮油

学名 Cedrus Atlantica Bark Oil
用途・効果
安全性 C (危険性は少ないもののなるべく使用は控えたい成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、マッサージ料、ボディケア、ボディ用日焼け止め、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント、ヘアスタイリング、入浴剤

アトラスシーダー樹皮油とは?

アトラスシーダーとは、一般にシダーウッドとして知られている、マツ科ヒマラヤスギ属に属する樹木です。
シーダー(ceder)と呼ばれる樹木には多くの種類があり、そのうちのアトラス山脈を原産とするものがアトラスシーダー(アトラスシダー、シダーウッドアトラス)です。
精油では心材が利用されますが、アトラスシーダー樹皮油は樹皮から得られる油です。

アトラスシーダー油はアトラントン、セドロール、カジネン、セドレンなどを含んでおり、リンパの強壮や殺真菌作用、皮膚軟化・収れん・消毒作用、創傷治癒作用などがあります。
また精神を安定させる作用もあるので、ストレス解消にも効果があるとされています。

アトラスシーダー樹皮油の安全性は?

アトラスシーダーにはケトン類のアトラントンという成分が含まれています。
この成分は蓄積されやすく、まれに神経毒を引き起こすことがあります。
それほどの量が含まれている訳ではなく通常の使用量ではまず問題ないとされていますが、濃度には気をつけ、妊娠中や幼児への使用は避けるようにしてください。

アトラスシーダー樹皮油の役割は?

皮脂の過剰分泌を抑えて肌を引き締める作用があることから、ニキビケアや脂性肌用の化粧品に配合されます。
また皮脂過剰によって起こるフケや脱毛、真菌の繁殖など頭皮環境の悪化を改善する目的でも使用されます。

リンパ強壮作用があるので水分の排出作用を促進し、むくみの改善が期待できるとして、マッサージオイルなどにも利用されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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