セレブロシド の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

セレブロシド

学名 Cerebrosides
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、オールインワン、パック、ピーリング、アイケア、ボディケア、ハンドケア、リップケア、レッグケア、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、リップグロス、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、スタイリング剤

セレブロシド とは?

セレブロシドは、動物の筋肉や神経細胞膜に含まれるスフィンゴ糖脂質で、セラミドに糖が結合したものです。
よく使用されるのが馬の脊髄で、抽出された馬油を精製すると、セレブロシドになります。

セレブロシドには主に神経組織に分布するガラクトシルセラミドと、それ以外の部分に存在するグルコシルセラミドがあり、セラミドを合成したり、合成を促進させる作用があります。
セラミドは角質層に存在し、肌の保湿やバリア機能を持った成分で、これが不足すると肌荒れやたるみ、シワなどの原因になります。

なお、セラミド自体には高い保湿作用があるものの、動物のセラミドは人間のセラミドとは成分が違います。
そのため、化粧品に配合される際の定義は「皮膚保護剤・エモリエント剤」となっており、加齢によって減少した体内のセラミドを増やす機能まではないともいわれています。

セレブロシド の安全性は?

以前は牛の脳からも作られていましたが、現在は馬から採られるものがほとんどになっており、馬油の成分でもあることから、安全性は高いといえます。

ただし、セレブロシドは非常に高価な材料なので、安価な化粧品の場合はほんの少量しか配合されていない可能性が高いです。
また、現在は馬油は国産のものが大半ですが、人気の高まりに従って材料が不足気味となり、カナダなどからも生きたままの馬が輸入されてきています。
しかも、馬肉や馬油用に飼育される馬の農場の環境は日本でも海外でも良くないことが多いため、生育環境によっては馬セラミドは安全とはいえません。

セレブロシド の役割は?

皮膚バリアとなって水分の蒸発を防ぐ作用があるため、乾燥肌を防ぐスキンケア製品やハンドケア、リップケアなどのボディ保湿用製品、ヘアケア製品に配合されています。
また、肌なじみが良くべたつきが少ないので、下地や日焼け止めにも使用されます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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