(クロロフィリン/銅)複合体の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

(クロロフィリン/銅)複合体

学名 Chlorophyllin-Copper Complex
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、マッサージ料、ボディケア、化粧下地、顔用日焼け止め、パウダー、チーク、口紅、アイライナー、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント、入浴剤

(クロロフィリン/銅)複合体とは?

これまで「銅クロロフィリンNa(ナトリウム)」と呼ばれていた成分で、葉緑素(クロロフィル)に含まれているマグネシウムを銅に置き換えることで、安定性を高めたものです。

クロロフィルは光エネルギーを吸収する働きがある化学物質で、通常はマグネシウムか亜鉛が分子構造の中心にありますが、あまり安定性がよくありません。
化学反応で銅に置き換えることで光や酸に反応しにくくなり、食品や化粧品に添加しても安定性を保つことができます。

食品として摂取した場合、コレステロール値降下、貧血改善、抗酸化、デトックス、脱臭作用などがあるといわれています。
また、細胞を活性化し肌のターンオーバーを正常にすることで、傷の治りを早める作用も報告されています。

(クロロフィリン/銅)複合体の安全性は?

葉緑素という自然にあるものですから、安全性は高いと考えられています。
クロロフィル入りの化粧品を使用すると顔が緑色になる、という噂が立ったことがありますが、これは洗顔不足によるもので、しっかり洗顔すれば色素は落ち、沈着することはないとされています。

(クロロフィリン/銅)複合体の役割は?

酸化防止作用が強いので、主に製品の酸化防止剤として添加されます。
また、殺菌作用があるので臭いの原因となる雑菌の繁殖を防止し、ニキビや頭皮環境の改善のために配合されることもあります。
着色剤として配合すると、製品に緑色をつけることもできます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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