チョウジエキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

チョウジエキス

学名 Eugenia Caryophyllus (Clove) Flower Extract
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、マッサージ料、ボディケア、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、アイブロウ、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、入浴剤

チョウジエキスとは?

チョウジ(丁子)はフトモモ科のチョウジノキの花のつぼみを乾燥させたもので、「クローブ」という名でよく知られている香辛料です。
原産はインドネシアで、熱帯多雨地域のスリランカ、ザンジバル、モーリシャスなどで栽培されています。
漢方では健胃剤として使用されており、殺菌、防腐、鎮痛作用などがあります。
精油でも用いられ、呼吸器疾患や細菌に対する抵抗力に効果があるといわれています。
口腔ケアにも作用があり、虫歯菌(う蝕原因菌)を抑える作用も確認されています。

このチョウジをエタノール溶液で抽出したのがチョウジエキスで、香気成分のオイゲノールを含んでいます。
オイゲノールには高い抗酸化作用や血行促進作用があり、関節炎や筋肉痛、生理痛の緩和にも効果があると考えられています。

チョウジエキスの安全性は?

インドネシアなどで古くから料理に、漢方薬にも1865年から配合されていますから、エキスの状態で少量使用するのであれば、問題はないとされています。
しかし精油は非常に刺激性が高く、マッサージなどに使用するのは良くないといわれていますので、マッサージ料に配合されている場合は注意しましょう。

チョウジエキスの役割は?

化粧品には主に香料として配合されていますが、抗菌作用があることから、肌を清潔に保つ働きと製品に細菌が繁殖するのを抑えるためにも配合されています。
ニキビケアにも効果が期待できます。
また、殺菌、抗炎症、血行促進作用などがあることから育毛剤などに配合され、頭皮環境の改善効果を狙っています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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