コーヒー種子エキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

コーヒー種子エキス

学名 Coffea Arabica (Coffee) Seed Extract
用途・効果
安全性 B (安全性は高いが、稀にアレルギー報告のある成分)
よく使われる商品例 洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、マッサージ料、ボディケア、ファンデーション、口紅、リップグロス、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、ヘアケア、ヘアスタイリング

コーヒー種子エキスとは?

コーヒーノキ(コーヒーの木)と呼ばれる、アカネ科コーヒーノキ属の種子から採れるエキスです。
コーヒーには大きく分けて「アラビカコーヒーノキ」と「ロブスターコーヒーノキ」に分かれますが、コーヒー種子エキスは「Coffee Arabica(Coffee) Seed Extract」となっており、アラビカ種のコーヒーの種子から採れるものが正しいエキスです。

アラビカ種はエチオピア原産とされ、現在コーヒー専門店で販売されているほとんどの豆はアラビカ種です。
標高1,000メートル以上の高地で育つ上、収穫までに5年以上かかることや病害虫、気温の変化などにも弱いため栽培に非常に手間がかかります。

コーヒーにはカフェインのアロカイド、ポリフェノールのクロロゲン酸、ナイアシンなどが含まれています。
カフェインは肌を引き締め、クロロゲン酸には抗酸化作用、ナイアシンは皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあるとされており、美容にも効果が高い成分です。

コーヒー種子エキスの安全性は?

古くから飲料として愛飲されてきたものであり、肌への刺激も特に問題になっていることはありません。
しかしコーヒーは遅延型アレルギーを引き起こしやすい成分とされており、摂取後頭痛、吐き気、下痢、じんましんなどの症状が出る人は注意してください。

コーヒー種子エキスの役割は?

活性酸素を除去し紫外線を防御する働きがあるといわれており、収れん作用もあるので肌が引き締まり、エイジングケアに効果が期待できます。
保湿と肌の引き締め作用があることから、マッサージ料に使われることもあります。
また、ヒアルロン酸を保護し保湿作用を高めるので、乾燥肌用の基礎化粧品にも配合されています。
コーヒーには消臭作用があることが知られており、デオドラント成分として使用されることもあります。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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