デキストリンの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

デキストリン

学名 DEXTRIN
用途・効果 結合剤として
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 ダイエット食品全般、サプリメント、ファンデーション

デキストリンとは?

主にじゃやがいもやトウモロコシといった食物から作られる食物繊維のひとつで、主原料のデンプンを低分子化させたものの総称になります。
加熱・酵素処理することで、消化されにくいデンプン分解物を精製・分離したものは、難溶性デキストリンとも呼ばれています。
難溶性デキストリンは、ダイエットや便秘改善などに役立てられる食物繊維として健康食品や加工食品に用いられ、特定保健用食品(トクホ)の認定も受けている成分です。
最近ではコーラやコーヒーなどのトクホ飲料にも配合されていることでも有名かと思います。
低粘性や低甘味、熱および酸に対する安定性や保存性に優れている成分で、ファンデーションなどの結合剤や、化粧水などの粘度調整や皮膚への吸着に役立てられています。

デキストリンの安全性は?

トウモロコシといった食物から作られる成分で、食品添加物として用いられる素材ですので、安全性の高さにも信頼がもてると言えます。
難溶性デキストリンについては、特定保健用食品(トクホ)にも認定されており、不足しがちな食物繊維を補い、糖や脂肪の吸収を抑える効果などで知られています。

デキストリンの役割は?

パウダーファンデーションといった粉末状の化粧品を固形化することや、クリーム状の化粧品の粘度調整や皮膚への吸着に役立てられています。
結合剤としての役割は、化粧品以外にも健康食品の錠剤成型などにも用いられ、他にも低粘性や低甘味、熱および酸に対する安定性や保存性に優れることから、例えばインスタント食品や粉末スープの色素や香料等を均一化することにも使用されています。
また、難溶性デキストリンにすることで、糖や脂肪の吸収スピードを遅らせたり、内蔵脂肪を減らしたり、ミネラルの吸収の促進や整腸作用に期待がもてる成分です。
ヘアケア製品においても、シャンプーや白髪染めなどに保湿成分として配合されている商品が存在します。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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