ジグリセリンの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ジグリセリン

学名 DIGLYCERIN
用途・効果 保湿、防腐殺菌剤として
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 化粧水、乳液、クリーム、シャンプー、コンディショナー、マッサージジェル、洗顔料

ジグリセリンとは?

多価アルコール類のグリセリンからつくられる脱水縮合液体で、少量のグリセリンやポリグリセリンが含まれる成分になります。
無色透明で匂いもなく、グリセリンとよく似た名称ですが、その働きもよく似ています。
また、グリセリンのテクスチャーはベたつき感が強いものの、ジグリセリンのテクスチャーは使用感が軽く、比較的サラっとしていることから扱いやすさからも選ばれている成分です。
水に馴染みやすい性質をもち保湿性にも優れていることから、化粧水や乳液といった基礎化粧品ほか、ヘアケア製品にも採用されている素材となっています。
他にも、樹脂原料や合成界面活性剤、食品用乳化剤として利用されるケースもあります。
ちなみにこのジグリセリンは保湿性を活かして化粧水や乳液などに配合されているほか、しっとり感やなめらかさを出すためにシャンプーやリンス、そしてスタイリング剤にも利用されていますよ。化粧品に配合という形での用途が主ですが、工業用にも使われている成分ですよ。

ジグリセリンの安全性は?

保湿性といった利便性だけでなく、安全性に優れていることから選ばれている成分になります。
肌に与える刺激などの心配がない素材のひとつとして、手作り化粧品や自然派化粧品にも選ばれる成分ですので、使用する商品に配合されていても安全性に問題はないと言えるでしょう。

ジグリセリンの役割は?

水に馴染みやすい性質をもつことから、化粧品の水溶性ベースとして使われる成分です。保湿性に優れていることから、主に化粧水や乳液といった基礎化粧品に配合されています。
また、成分としての安全性も高いため、自然派化粧品や手作り化粧品の素材としても選ばれ、注目を集めています。
手作り化粧品で言うならば、例えば精製水100mlに対しジグリセリンを5%程度混ぜ、防腐殺菌剤としてメントールなどのハーブなどを用いれば、シンプルな保湿化粧水を作り出すことができます。
他にも、溶剤作用のある素材としてクレンジングに、温感付与素材としてマッサージジェルなどに配合されるなど、幅広く活用できる成分となっています。ヘアケア製品においても、しっとり感やなめらかさを出す成分としてシャンプーやコンディショナーほか、スタイリング剤や白髪染めにも配合されており、その効果を発揮しています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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