ビワエキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ビワエキス

学名 Eriobotrya Japonica Extract
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、保湿クリーム、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、口紅、リップグロス

ビワエキスとは?

ビワ(枇杷)は中国原産のバラ科の樹木で、現在中国、日本、ハワイ、ブラジル、南欧などで栽培されています。
実を食べることはもちろん、古くから民間薬として親しまれてきました。

通常使われるのは葉の部分で、ブドウ糖、果糖、ショ糖、クエン酸、リンゴ酸などの有機酸、ネロリドール、ファルネソール、ピネン、アミグダリンなどを含んでいます。
ネロリドールには女性ホルモン様の作用があるとされ、PMSや更年期障害を緩和します。
ファルネソールは、黄色ブドウ球菌というニキビや皮膚炎の原因となる菌の増殖を抑える働きがあります。
ピネンは芳香成分で、抗菌・強壮・免疫力強化などの作用があるといわれています。

塗布すると肌トラブル全般に効果があるとされ、痛み、炎症、かゆみを止め、殺菌作用もあるといわれています。
日焼け、虫刺され、肌荒れ、ニキビなどによく使用されます。

ビワエキスの安全性は?

古くから使用されてきたものですから、正しい方法で抽出されたものであれば安全といえます。

しかしビワの果実や種子、葉に含まれているアミグダリンという成分は、完熟する前に摂取すると猛毒の青酸を含んでいます。
これがガンを消滅させるともいわれていますが、医学的に証明されたものではありません。
熟すと青酸は消滅するのですが、完熟していないものが混ざっていると健康被害を及ぼす可能性があるため、特にエキスそのものを購入する際は信頼できるメーカーのものを選んでください。

ビワエキスの役割は?

保湿、収れん、消炎、抗菌作用があるといわれ、化粧水や保湿クリームに使用するとニキビやあせもを防ぎ、しかも乾燥せずしっとりした肌を保つとされています。
炎症を抑える作用から、日焼け止めクリームにも配合されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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