ユーカリ葉油の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ユーカリ葉油

学名 Eucalyptus Globulus Leaf Oil
用途・効果
安全性 C (危険性は少ないもののなるべく使用は控えたい成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、マッサージ料、ボディケア、顔用・ボディ用日焼け止め、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント、頭皮ケア

ユーカリ葉油とは?

これまでユーカリ油(Eucalyptus Globulus Oil)といわれていたもので、国際命名法によって「ユーカリ葉油(Eucalyptus Globulus Leaf Oil)」に変更になったものです。
ユーカリの葉を水蒸気で蒸留して作ります。
主にオーストラリアに植生し、樹高は90メートル以上になるフトモモ科の常緑高木です。
土壌に毒素を分泌し、ほかの植物の成長を阻害するという特徴があります。

オーストラリア原住民に古くから使用されており、傷や雑菌で炎症を起こしている部位に葉を巻き付けて治療していました。
空気の清浄・消毒作用もあり、マラリア対策に植えられたこともあります。

成分はシトロネラール、シネオール、カンフェン、ピネンなどで、シトロネラールには抗炎症・抗ウイルス・防虫作用、シネオールには抗菌・血行促進作用、カンフェンには抗炎症・抗菌・抗ウイルス作用、ピネンには免疫機能賦活・抗菌作用があります。
成分の多くが抗菌・抗炎症・抗ウイルス作用があることから、非常に強力であることがわかります。

ユーカリ葉油の安全性は?

作用が強力なので、慎重に使用することが求められる精油です。
また、アレルゲンとなることが報告されているので、植物アレルギーがある場合は注意が必要です。

ユーカリ葉油の役割は?

クリアでフレッシュな香りがあることから、香料として添加されます。
また収れん、抗菌などの作用があるので、石鹸やクレンジング、ニキビケア製品やオイリー肌用の化粧品に配合されます。
さらに抗炎症・抗菌・消臭・血行促進作用があることから、頭皮ケアや育毛剤にも使用されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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