フユボダイジュ花エキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

フユボダイジュ花エキス

学名 TILIA CORDATA FLOWER EXTRACT
用途・効果 抗酸化作用、抗炎症作用、収れん作用
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 ハーブティー、入浴剤、化粧品、ヘアケア製品

フユボダイジュ花エキスとは?

シナノキ科の植物であるシナノキの花から抽出されるエキスで、シナノキエキスとも呼ばれています。
シナノキ(フユボダイジュ)は、ヨーロッパから中央アジアのコーカサス地方に分布しているシナノキ科シナノキ属の落葉高木です。
シナノキの花は古くからボダイジュ花茶(リンデンフラワーティー)として、伝承的に不眠症、不安神経症、風邪の初期症状などの緩和を目的として飲用されきた歴史をもち、高いリラックス効果が得られることから、日本でもハーブティーの原料として知られる存在となっています。
その成分には粘液質、タンニン、フラボノイドなどを含むことから、化粧品やヘアケア製品にも幅広く役立てられており、抗炎症作用や収れん作用、アンチエイジングに期待がもてる天然素材として取り扱われています。

フユボダイジュ花エキスの安全性は?

ハーブティーなどとして飲用することもできる花から得られるエキスですので、安全性に特に問題はないでしょう。
シナノキの花は古くから伝承的に不眠症や風邪、リラックス効果を得るために用いられてきた素材であることからも、信頼性は高いと言えます。

フユボダイジュ花エキスの役割は?

粘液質、タンニン、フラボノイドを含み、抗酸化作用や抗炎症作用、収れん作用に期待がもてることから、化粧水や乳液、美容液、パックなどの一般的なスキンケア化粧品ほか、シワの防止などを目的としたアンチエイジング化粧品の類いにも採用されている素材です。
また、関節痛やリュウマチにも効果的なことで知られ、ヨーロッパでは入浴剤としても用いられていることから、日本でも入浴剤や入浴アロマ商品などに配合される機会が増えてきています。
抗炎症作用に加え血行促進作用もあることから、育毛ケアやスカルプケアを含むシャンプーなどに採用される成分としても知られるようになり、頭皮環境を整えられる素材として白髪染めにも配合される商品が存在しています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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