γ-ドコサラクトンの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

γ-ドコサラクトン

学名 Gamma-Docosalactone
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント、ヘアスタイリング剤

γ-ドコサラクトンとは?

γ(ガンマ)-ドコサラクトンは「エルカラクトン」とも呼ばれ、日本精化株式会社が開発した毛髪のアンチエイジング成分です。
ナタネ由来成分で、加齢や紫外線、ドライヤーなどで傷んだ髪のキューティクルを修復する作用があり、クセ、絡まり、ハリやコシがない、広がりやすいなどの悩みを改善します。

ダメージヘアは必ずキューティクルがささくれ立っており、その隙間から水分やタンパク質が抜けだしてしまうため、スカスカでハリやコシがなくなったり、乾燥して広がりやすくなったり絡まりやすくなったりします。
γ-ドコサラクトンはドライヤーやヘアアイロンなどで熱を加えることで髪のアミノ基と結合し、その後シャンプーしても効果が持続します。
使い続けることで髪のうねりが改善されるのでクセが落ち着き、効果が湿度や温度に左右されることがありません。

γ-ドコサラクトンの安全性は?

γ-ドコサラクトンはナタネ由来で安全性も高いとされています。
しかし日本精化株式会社では、これをダイズステロール(フィトステロールズ)を配合した形で販売しています。
ダイズステロールは大豆油などから得られる成分なので、アレルギーがある場合は成分表を確認し一応注意したほうが良いでしょう。

また、日本精化株式会社ではγ-ドコサラクトンを配合した製品をいくつか新開発していますが、揮発性シリコーンが配合されているものもありますので、気になる人は成分表をチェックしてください。

γ-ドコサラクトンの役割は?

熱を加えるとささくれたり剥がれたりしてしまったキューティクル部分に入り込み、髪と結合します。
軽く髪をブラッシングした後ドライヤーやヘアアイロンを使用するだけで、髪がいきいきと蘇ります。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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