ゲンチアナエキスの成分解説と安全性、役割

リカラ
トップ > 白髪染め・カラートリートメントの成分一覧 > ゲンチアナエキス

白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ゲンチアナエキス

学名 GENTIANA LUTEA EXTRACT
用途・効果 細胞賦活作用、生薬として
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 化粧水、乳液、クリーム、美容液、洗顔料、頭髪用化粧品、生薬、漢方薬、薬酒

ゲンチアナエキスとは?

リンドウ科植物のゲンチアナの根や根茎から取れるエキスです。ゲンチアナ(ゲンチアナ・ルテア)はアルプスなどの高山高地に生息する多年草で、夏場にはリンドウ科としては珍しい色の黄色い小さな花を咲かせる植物になります。
ゲンチアナという名称は、紀元前2世紀ごろのイリリア国王ゲンティウスが薬効を発見したことから、その名が付けられたとも言われています。
食欲増進のほか、健胃や消化促進に効果のある生薬として利用されてきた歴史をもち、日本の胃腸薬の配合剤としても用いられ、苦味が強いことでも知られています。
エキスについては、淡褐色~褐色の液体で特異のにおいがあるのが特徴的です。発毛促進作用や細胞賦活作用、保湿性などが認められていることから、化粧水などのスキンケア製品や育毛剤といったヘアケア製品の皮膚コンディショニング剤としても採用されています。

ゲンチアナエキスの安全性は?

生薬として用いられてきた歴史をもつ素材のエキスですので、安全性は高いと言えますが、アレルギーも報告されていますので配合量や用途には注意が必要です。

ゲンチアナエキスの役割は?

ゲンチアナは独特の苦味が唾液の分泌を促進することなどから、食欲増進や消化促進に役立てられる生薬として歴史的にも用いられ、現在も漢方薬や薬酒の素材として利用されています。
素材としては乾燥させたものなど様々な形状で用いられますが、エキスについては強壮剤として使用する以外にも、禁煙の薬としても用いられるケースがあるようです。
保湿性や皮膚を活性化させる細胞賦活作用があることから、化粧水や乳液、美容液、クリーム、洗顔料といったスキンケア製品にもコンディショニング剤として用いられています。
また、血行を促進することでの発毛作用も認められていることから、育毛剤や頭髪用化粧品といった育毛製品に配合されるケースもあり、ヘアケア成分のひとつとして白髪染めにも採用される商品が存在しています。
古くから人々に親しまれてきたことからも安心できる素材ではありますが、アレルギー報告も実在するようですので、配合量や用途などには注意してください。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

[PR]当サイトは広告プログラムにより収益を得ています

注目の特集

先月の売れ筋ランキング

話題のテーマ

比較リストで確認

比較リストに追加した商品は「比較表を見る」ボタンを押すと、まとめて比較することができます。
比較表を見る

比較リストで確認