白髪染め・カラートリートメントの成分解説
グルコース
学名 | Glucose |
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用途・効果 | |
安全性 | A (安全性に信頼が持てる成分) |
よく使われる商品例 | 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、マッサージ料、ボディケア、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、口紅、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント、入浴剤 |
グルコースとは?
グルコースはブドウ糖のことで、デキストロースとも呼ばれる成分です。
健康診断でグルコースが高いというとすなわち血糖値が高いということで糖尿病が疑われますが、体内の主要エネルギー源であり、通常は濃度が一定に保たれています。
しかしインスリンが十分に分泌されないとグルコースが正常にエネルギー化されず、血糖値が上がってしまいます。
化粧品にはデンプンを原料として作られ、非常に高い保湿力があります。
水溶性で肌になじみやすく、しかも保湿効果が長時間続くので肌にも髪にもうるおいを与えることができる成分です。
グルコースの安全性は?
人間の体内に存在している成分なので、安全性は高いといえます。
問題になるとしたら、「何のデンプンか」ということになるでしょう。
デンプンというとじゃがいもから作られていることが多く、じゃがいものタンパク質が原因でアレルギーになることがあります。
また、じゃがいもは自給率ほぼ100%ですが、加工品用のものは海外から輸入されることもありますので、気になる場合はメーカーに問い合わせるようにしましょう。
グルコースの役割は?
グルコースは保湿作用があるので、皮膚の乾燥を予防し、肌を柔軟にする効果を期待して、基礎化粧品に配合されています。
また、結合剤としてメイクアップ製品に使用し、安定性を高めることもあります。
水分蒸発を防ぐ働きもあることから、製品の水分を一定に保つためにも使用されています。
- Attention -
安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。
・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。
・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)
・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。