グルタミン酸の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

グルタミン酸

学名 GLUTAMATE
用途・効果 脳機能の活性化、利尿作用
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 健康食品、うまみ調味料、石鹸、基礎化粧品、ヘアケア商品

グルタミン酸とは?

アミノ酸の一種で、うま味成分としても知られる素材です。L-グルタミン酸と呼ばれることもあり、うま味調味料としてはナトリウム塩として利用されています。
海藻、小麦、大豆、落花生、アーモンド、ごまといった食品に多く含まれている成分で、主に脳神経細胞のエネルギー源となる物質のひとつです。
脳機能を活性化することでストレスへの抵抗力を強くする作用があることや、利尿作用があることなど、様々な健康効果において注目される存在となっています。
また、エネルギー代謝に重要な役割を果たし保湿性に優れていることから、スキンケア製品やヘアケア製品など、多くの美容商品にも配合される機会のある成分です。
同様の目的で使用されるアミノ酸としては、セリンやグリシンなどがあります。

グルタミン酸の安全性は?

食品成分としても知られており、口からも摂取できる素材ですので安全性は高いと言えます。
ただし、摂取しすぎることにより脳細胞に悪影響を与える可能性がある(脳でグルタミン酸が必要以上に放出されてしまうため)ので、摂取量には注意が必要でしょう。

グルタミン酸の役割は?

主に脳神経細胞のエネルギー源となる成分のひとつで、脳機能を活性化することでストレスへの抵抗力を強くする作用があると言われています。
海藻や小麦、大豆などの食品に含まれる成分としても知られており、利尿作用があることから、アンモニアなどの不要物をスムーズに排出することができる素材としても知られています。
他にも、アルコール依存症の抑制やエネルギー代謝にも役立てられる成分となっており、大量摂取には注意が必要ですが、通常に使用する上では問題がないとされている素材です。
吸湿性が高く、空気中から水分をかき集めて角質層に供給するなど、皮膚の保護や保湿効果に優れいることから、美容成分としても採用されています。
石鹸のほか、化粧水や乳液、美容液といったスキンケア製品から、シャンプーやトリートメント、白髪染めなどのヘアケア製品など、様々な商品に配合される素材となっています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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