グリセリンの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

グリセリン

学名 GLYCERIN
用途・効果 増粘効果剤、食品添加物として
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 医薬品、スキンケア化粧品、ヘアケア化粧品、口腔ケア剤、口腔衛生剤

グリセリンとは?

多価アルコールの一種で、グリセロールとも呼ばれます。無色透明無臭の粘性を持つ液体で、甘味をもつ特徴があることから、ギリシャ語で甘いを意味するglykys(グリキス)からその名称が付けられたと言われています。
甘味料のほか、化粧品類の保湿成分としても用いられている成分です。
種類としては、ヤシ油やパーム油などを原料とした天然グリセリンと、石油を原料とした合成グリセリンが存在しており、合成グリセリンは不純物が少なく安全性が高いことから医薬品に使用される機会が多い素材です。
一般的な化粧品類には天然グリセリンが使用され、水によく馴染み保湿性に優れていることから、化粧品などの基礎化粧品やヘアケア製品など、身近な商品のほとんどに使用されているといっても過言ではない程、私達にとって馴染み深い素材となっています。

グリセリンの安全性は?

安全性の高さから幅広い製品の成分として採用されている素材です。配合される製品においてアレルギーを感じたとしても、その原因がグリセリンにあるとは考えにくいでしょう。
使用に不安がある場合には、グリセリンそのものでパッチテストを行っておくとより安心です。
また、高配合のもので刺激を感じるケースもあるようですので、手作り化粧品の素材として選ぶ機会などには、その配合量(濃度)には注意するようにしましょう。

グリセリンの役割は?

甘味をもり粘りのある特性から、増粘効果剤や甘味料といった食品添加物として使用されています。
また、浣腸薬や利尿薬ほか、医薬品に配合される成分としても知られています。
水とよく馴染み、肌への浸透力や保湿性に優れることから、様々な美容製品にも配合されている成分で、手作り化粧品の素材にもよく選ばれています。
化粧水、乳液、美容液、クリームといった基礎化粧品、シャンプー、コンディショーナー、トリートメント、スタイリング剤、白髪染めといったヘアケア製品など、私達にとって身近な製品のほとんどに使用されており、知らず知らずの内に肌に触れている成分のひとつと言えるしょう。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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