グリシンの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

グリシン

学名 GLYCINATE
用途・効果 保湿効果、血行促進効果、抗菌・抗酸効果、キレート作用、緩衝作用
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 基礎化粧品、アンチエイジング化粧品、育毛剤などのヘアケア化粧品、ダイエットサプリ、食品

グリシンとは?

別名グリココルとも呼ばれるアミノ酸の一種です。アミノ酸の中でも、生物が誕生する以前から地球に存在していたと考えられており、最も古いアミノ酸とも言われています。
甘味があり、水に溶けやすいのが特徴のひとつで、ゼラチンやエラスチンといった動物性タンパク質のうち、コラーゲンに多く含まれることで知られています。
においもほとんどないことから、甘味のある調味料や耐熱性菌の生育を抑える日持向上剤として、食品添加物としても取り扱われています。
保湿や血行促進のほかキレート作用(物質をしっかり挟み込む作用のこと)などもあることから、化粧品やヘアケア製品といった成分にも用いられる素材です。
最近では睡眠の質を高める効果があることで、睡眠サポートサプリメントとしても知られる存在となってきています。

グリシンの安全性は?

安全性が高く、口からの摂取においても副作用がないことから、食品添加物としても利用されています。
副作用については個人差が生じると言えますが、製品に配合される程度の分量で重篤な症状を抱えるような影響はないと言えるでしょう。
当然ながら、睡眠導入サプリメントなどとして服用する場合には、摂取量を守ることが重要です。

グリシンの役割は?

食品のうま味を与える効果のほか、保湿効果、血行促進効果、抗菌・抗酸効果、キレート作用、緩衝作用など、幅広い機能があることで知られています。
中でも、保湿効果や血行促進効果については注目され、一般的な基礎化粧品ほか、代謝機能の向上が重要なアンチエイジングやダイエットにも活用できる成分と言われています。
白髪染めにも保湿やアンチエイジングなど、様々な効果のある安全性の高い成分として配合される商品が存在します。
また、代謝を向上させることは育毛にも役立てられますので、育毛剤や育毛シャンプーといった製品への配合を見掛ける機会のある素材ともなっているでしょう。
最近では睡眠の質を高める効果でも注目されており、睡眠を導くサプリメント成分としても見掛ける機会が増えてきています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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