グリコシルトレハロースの成分解説と安全性、役割

リカラ
トップ > 白髪染め・カラートリートメントの成分一覧 > グリコシルトレハロース

白髪染め・カラートリートメントの成分解説

グリコシルトレハロース

学名 Glycosyl Trehalose
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、ボディケア、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、入浴剤

グリコシルトレハロースとは?

トレハロースは植物内に存在する天然の糖のことで、主にトウモロコシやじゃがいものでんぷんから酵素によって生成されたもので、グリコシルとはタンパク質や脂質に付加する反応のことです。
グリコシルトレハロースは、トウモロコシなどの糖が皮膚や髪に密着する力を高めたものです。
トレハロースには非常に高い保水力があります。
トウモロコシから作られるコーンスターチやじゃがいもが原料の片栗粉は、その性質を利用したものです。

肌に使用することで乾燥を防ぎ、高い保湿力で紫外線によるダメージを食い止める作用があるとされています。

グリコシルトレハロースの安全性は?

食品から取れたものですから、安全性は高いと考えられます。
しかし、原料のトウモロコシの多くは米国産で遺伝子組み換え作物が多いことから、若干の不安が残ります。
じゃがいもは70~80%が国産で、しかもほとんど農薬が残留していないという検査が出ているのですが、グリコシルトレハロースのほとんどはトウモロコシ由来です。

またトウモロコシやじゃがいもには、まれにアレルギー反応を示す例が報告されていますので、食物アレルギーがある場合は注意しましょう。

グリコシルトレハロースの役割は?

角質の保水保持機能を促進させる作用が非常に強いので、保湿や肌荒れ防止効果のために特にフェイスケア製品に多く使われています。
また、肌や髪に皮膜を作り紫外線や刺激から守る働きや、細胞を活性化させる働きもあるとされ、美白化粧品や美容液、パック剤の中に使用されます。
また、油性ではないのでしっとり感はあってもべとつきがないため、ヘアケア製品にもよく配合されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

[PR]当サイトは広告プログラムにより収益を得ています

注目の特集

先月の売れ筋ランキング

話題のテーマ

比較リストで確認

比較リストに追加した商品は「比較表を見る」ボタンを押すと、まとめて比較することができます。
比較表を見る

比較リストで確認