ブドウ種子油の成分解説と安全性、役割

リカラ
トップ > 白髪染め・カラートリートメントの成分一覧 > ブドウ種子油

白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ブドウ種子油

学名 Vitis Vinifera (Grape) Seed Oil
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、マッサージ料、ボディケア、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、口紅、リップグロス、アイブロウ、アイライナー、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント、入浴剤

ブドウ種子油とは?

グレープシードオイルとして知られる植物油で、イタリア、フランス、スペイン、チリなどワインの産地で作られています。
ワインを作る時に出る種子を集めて乾燥させてから加熱圧搾して抽出されます。
100kgの種子から採れるブドウ種子油は100ml程度と、非常に貴重な油です。

成分は不飽和脂肪酸のリノール酸とオレイン酸が80%以上を占めています。
リノール酸は酸化しやすいという欠点がありますが、ビタミンEを多く含んでいるため酸化されにくく、酸化防止剤が必要ありません。
リノール酸には保湿作用や抗炎症作用があり、オレイン酸は過酸化脂質の発生を抑制し、皮脂の構成成分となって肌の健康を守る作用があります。
ビタミンEは若返りのビタミンと呼ばれるほど抗酸化作用が強く、血行促進作用もあるため、美肌づくりに欠かせない成分です。
さらにビタミンEの5倍以上の抗酸化作用があるといわれるプロアントシアニンも含んでおり、メラニン色素が増えるのを抑制します。

ブドウ種子油の安全性は?

食用にされてきたオイルであり、安全性に優れています。
しかし、酸化しにくいとはいっても飽和脂肪酸に比べると劣化しやすいので、保存方法には注意しましょう。

なお、まれにぶどうアレルギーを持つ人がおり、このアレルギーは即時型といわれています。
使用してすぐに何らかの反応が出た場合は使用を中止してください。

ブドウ種子油の役割は?

テクスチャーがさらっとしており、伸びがよく浸透しやすいという特徴があるので、多くの化粧品に配合されています。
肌に塗ることで保水力や他の成分の浸透を助けるといわれており、抗酸化作用や美白効果もあるので、美容の万能オイルといえるでしょう。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

[PR]当サイトは広告プログラムにより収益を得ています

注目の特集

先月の売れ筋ランキング

話題のテーマ

比較リストで確認

比較リストに追加した商品は「比較表を見る」ボタンを押すと、まとめて比較することができます。
比較表を見る

比較リストで確認