グレープフルーツ果皮油の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

グレープフルーツ果皮油

学名 CITRUS GRANDIS (GRAPEFRUIT) PEEL OIL
用途・効果 肌に潤いを与えるコンディショング剤
安全性 C (危険性は少ないもののなるべく使用は控えたい成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、マッサージ料、ボディケア、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、リップグロス、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、ヘアスタイリング、入浴剤

グレープフルーツ果皮油とは?

亜熱帯が原産の柑橘類で、中国、アメリカ、南アフリカなどで多く生産されています。
ビタミンCが1個で約76mg含まれており、1日の必要量の2/3を摂取することができます。
そのほかビタミンB群やE、カリウム、マグネシウム、銅、モリブデンなどのミネラルが豊富で、カロリーが低いのでダイエットによく用いられます。
また、苦み成分のナリンギンはポリフェノールの一種で、脂肪分解作用のほか抗酸化作用もあります。
クエン酸も豊富で、疲労回復や免疫力強化に良いといわれています。

グレープフルーツ果皮油の安全性は?

果皮に多く含まれるフラノクマリン(フロクマリン)という成分には、光毒性があることが知られています。
日光に晒されると炎症を引き起こす原因となるので、特に配合量が多い場合は注意が必要です。
また、日本に輸入されるグレープフルーツの多くはアメリカと中国産で、果皮には農薬がついているため、その処理が適切であるか心配が残ります。

なお、このフラクノマリンは医薬品に影響を及ぼす作用があります。
薬品の代謝を妨げる作用があるためで、カルシウム拮抗剤や風邪薬の効き目が強くなりすぎたり、副作用が現れやすくなったりします。
皮膚の治療のために処方された軟膏などを使用している場合は、一応医師に確認したほうが安全です。

グレープフルーツ果皮油の役割は?

グレープフルーツの香りは高揚作用やリラックス作用が知られており、化粧品に配合することでフレッシュな気持ちになることから、多くの化粧品に香料として配合されています。
脂性肌やニキビケアにも良いとされ、保湿と収れん効果で肌を落ち着かせる目的で使用されます。
また皮脂をコントロールするので、頭皮ケアにも良いといわれます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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