グレープフルーツ果実エキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

グレープフルーツ果実エキス

学名 Citrus Grandis (Grapefruit) Fruit Extract
用途・効果
安全性 C (危険性は少ないもののなるべく使用は控えたい成分)
よく使われる商品例 化粧水、乳液、美容液、パック、口紅、固形石鹸、ボディソープ、アイライナー、ファンデーション、チーク、シャンプー、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント

グレープフルーツ果実エキスとは?

ミカン科のグレープフルーツ果実から抽出されたエキスで、ビタミンB群・C・E・ヘスペリジン、パントテン酸、カリウム、銅、マグネシウム、クエン酸などを含んでいます。
また、苦みの元となる成分はポリフェノールのナリンギンやリモノイドです。

非常にビタミンCが多く、これは抗酸化作用のほかメラニン色素ができるのを阻害する作用もあります。
パントテン酸はビタミンCの働きを助け、コラーゲンの合成を促進させるため、保湿効果が期待できます。
さらにナリンギンやリモノイドには抗酸化・抗ウィルス・抗細菌作用などがあるので、防腐剤としても使用されます。

グレープフルーツ果実エキスの安全性は?

グレープフルーツの果実自体に有害な成分が含まれている訳ではありませんが、問題はグレープフルーツはすべて輸入品で、農薬が使用されているということです。
また、日本に入って来る場合はカビを防ぐ防黴(ぼうばい)剤が塗られているため、適切な処理をしないまま日本でエキスにされた場合、その薬剤も入ってしまいます。

もう一つ、グレープフルーツの芳香成分(精油)には光毒性があり、皮膚にダメージを与えます。
エキスには芳香成分も含まれるため、肌質によっては炎症を起こすことがあります。

グレープフルーツ果実エキスの役割は?

防腐作用があるため、植物由来の天然防腐剤として自然派コスメによく配合されています。
ただ、グレープフルーツの防腐効果は農薬や防黴剤によるものではないか、という懸念を訴える人もいますので、オーガニックかどうか確認しましょう。
収れん作用や過剰皮脂を抑える働きがあるので、肌の引き締めや肌理を整える効果、テカリ防止など、うるおいを保ちながらさっぱりした使用感を得ることができます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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