アカミノキ木エキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

アカミノキ木エキス

学名 HAEMATOXYLON CAMPECHIANUM WOOD EXTRACT
用途・効果
安全性 B (安全性は高いが、稀にアレルギー報告のある成分)
よく使われる商品例 ヘアカラートリートメント

アカミノキ木エキスとは?

アカミノキはメキシコ原産のマメ科ジャケツイバラ亜科の低木で、幹の中心が赤いため、「赤い身の木」という意味で和名がつけられました。
幹は固く加工がしやすいことから、16世紀にはヨーロッパなどに輸入されるようになり、丸太のままで運ばれたことからログウッドという別名があります。

エキスは幹の中心の赤い部分を刻んで発酵させたものを煮出したもので、黒褐色のエキスの主成分はヘマトキシリンです。
酸化すると青色を発色するため、主に着色料として顕微鏡を用いて組織を観察する際に使用されます。
自然のものであり、アカミノキからしか摂取できないため供給量が一定しませんが、その発色の良さから現在でも多く使用されています。
その他綿や絹、麻など自然素材の生地を染めることもあり、触媒剤を変えることによって青のほか赤や緑、紫に発色させることもできます。

樹皮や葉には有効成分が含まれているとされますが、まだ研究段階です。
現在のところ、5α-リダクターゼという男性型脱毛症を引き起こす原因となる因子を阻害する作用が期待されています。

アカミノキ木エキスの安全性は?

古くから生地を染める染料として使用されていたので、安全性は高いでしょう。
しかしマメ科なので、大豆やピーナッツにアレルギーがある場合は、パッチテストをしたほうが安心です。

アカミノキ木エキスの役割は?

現在のところ、髪の天然染料として使用されている程度です。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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