ヘキシルデカノールの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ヘキシルデカノール

学名 Hexyldecanol
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、ボディケア、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、口紅、リップグロス、シャンプー、コンディショナー、トリートメント

ヘキシルデカノールとは?

ヘキシルデカノールは高級アルコール系の油性成分です。
プロピレンを原料としており、無色透明な液体で、油性成分ながらべたつきが少なく、使用感をよくしつつ保湿もできることから、主に医薬品の外用薬や化粧品に使用される成分です。

高級アルコールは分子の中に炭素が6個以上、かつヒドロキシル基を一つ持っているという特徴があり、石油化合物などから合成されたものです。
油性なのですが、ヒドロキシル基が水と分子構造が似ているため若干の親水性も持っており、ある程度乳化剤の役割も果たします。

医薬品では消炎剤や抗アレルギー製剤に配合されることが多く、他の油性成分との親和性が高く、酸化しにくいという特徴があります。

ヘキシルデカノールの安全性は?

消炎剤や抗アレルギー製剤に添加されており、安全性は高いと考えてよいでしょう。
しかしアルコールの一種で多少刺激がありますので、乾燥肌の人が使用するとまれに赤くなったりかゆみを感じたりする場合があります。

ヘキシルデカノールの役割は?

化粧品に高い撥水性を持たせることで皮膚を保護します。
エモリエント効果が高くしっとりしながらべとつきが少ないことから、脂性肌の基礎化粧品やリップケアに使用されています。
安定性が高く酸化しにくいので、化粧下地やファンデーションなどベースメークや、日焼け止めにも配合されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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