ヒジキエキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ヒジキエキス

学名 Hizikia Fusiforme Extract
用途・効果
安全性 B (安全性は高いが、稀にアレルギー報告のある成分)
よく使われる商品例 化粧水、乳液、美容液、ボディケア、BBクリーム、ファンデーション、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント

ヒジキエキスとは?

ヒジキは褐藻類ホンダワラ科の海藻で、日本と朝鮮半島、中国に分布しています。
鉄やヨウ素(ヨード)、カルシウム、マグネシウムなどミネラルを豊富に含んでおり、健康を保つのに最適な食材の一つです。
血流改善、貧血予防、骨や歯を丈夫にするなどの効果があります。

また、タンパク質同士をつなぎ合わせるトランスグルタミーゼ酵素の産生を促進する作用と表皮角化細胞増殖が認められたとの報告もあります。
トランスグルタミーゼは小麦アレルギーや心筋梗塞、アルツハイマー病、ガンなどの疾患にかかわっており、現在も研究が進められています。

ヒジキエキスの安全性は?

ヒジキは古くから食べられてきた海藻で、基本的には安全性は高いです。
しかしヒジキは海藻類の中で最もヒ素含有量が多く、皮膚への長期間の使用によって血中に吸収されると中毒を起こすことがあります。
化粧品に添加されている程度であれば問題はないと考えられますが、配合された基礎化粧品などをずっと使用する場合は、メーカーに問い合わせるなどしたほうが安心です。

ヒジキエキスの役割は?

ミネラルが豊富なので、髪や肌の保湿や健康維持のために配合されます。
特に、成分のヨウ素は髪の基となるタンパク質の合成に必要なので、髪の生育を促進する作用が期待され、シャンプーやトリートメント、カラートリートメント、育毛剤などに配合されています。
また、表皮角化細胞増殖作用があるとされたことから、肌のターンオーバーを正常にする働きが期待され、基礎化粧品にも使用されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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