ホップエキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ホップエキス

学名 HUMULUS LUPULUS (HOPS) EXTRACT
用途・効果 抗アレルギー作用、抗菌作用、収れん作用
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 ビールの原料として、健康食品、サプリメント、基礎化粧品、ヘアケア製品(白髪染めや育毛シャンプーなど)

ホップエキスとは?

多年草つる性植物のホップの雌花の穂から抽出されるエキスです。ホップは以前クワ科に分類されていましたが、葉や種子の特徴から現在はアワ科に分類されています。
ビールの原料としても有名なことから、ビール酵母エキスとも呼ばれます。
褐色~赤褐色の透明な液体で、僅かですが独特の臭いがする素材です。
ビールの苦味料として知られているタンニンほか、フラボン配糖体、フムロン(精油)などを豊富に含み、古くから利尿や鎮痛、神経症状の改善に用いられてきました。
サプリメントに配合される成分としても知られており、最近ではアルツハイマー病の発症や進行を抑える研究結果も報告されるなど、様々な健康効果で知られる素材でもあります。
美容面においては、引き締めや抗菌、沈静の効果がある素材として、化粧品やヘアケア製品に配合される成分となっています。

ホップエキスの安全性は?

毒性もなく、安全性は高いと言える成分です。様々な健康効果でも知られており、サプリメントなどの素材として服用することもできます。

ホップエキスの役割は?

タンニンやフラボン配糖体を主成分とする素材で、様々な健康効果があることでも知られている素材です。例えば、抗アレルギー作用については、花粉症の症状を抑制する上でも効果的と言われています。
他にも、抗菌作用や収れん作用があることから、肌荒れやニキビ、毛穴の開きなどに効果的な成分として、主に化粧品や乳液といった基礎化粧品に配合される機会の多い素材と言えます。
また、髪を黒くするメラニン色素を作る色素細胞(メラノサイト)の増殖活性を高める効果や抜け毛を防ぐ効果もあるとされていることから、白髪染めや育毛剤といったヘアケア製品にも用いられる素材となっています。
最近では、資生堂とキリンビールの共同研究により、白髪化に関与する遺伝子を抑制する効果があることも発見されました。
アルツハイマーや神経症状の改善などの健康効果があることで、サプリメント素材としても注目されている存在となっています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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