カキタンニンの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

カキタンニン

学名 KAKI THUNBERG
用途・効果 抗酸化作用、殺菌、抗菌作用
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 スキンケア化粧品、ヘアケア化粧品

カキタンニンとは?

柿の果実から抽出される成分です。タンニンは植物の葉や皮、種などに含まれるポリフェノールの総称で、高い抗酸化作用があることで知られています。
カキタンニンは分子量が約15000と非常に高分子であることから、お茶やワイン等と比較してもタンニンの特性を強く示し、その含有量もワインの20倍、緑茶の73倍にもなると言われています。
またポリフェノールの含有量も、豊富に含まれることで有名なワインよりも、柿の実の方が20倍程の量を保有すると言われています。
防腐作用があることから魚網、釣り糸、うちわ、傘といった身の回りの製品材料としても、日本でも古くから使用されてきた素材でもあります。
最近では体臭を抑える効果があることでも有名になり、多くの美容製品に用いられるようになっています。

カキタンニンの安全性は?

天然成分として安全性が確認されている素材です。専門機関において1日摂取許容量も特定しないとの評価を受けている程ですので、摂り過ぎで副作用を起こす心配もなく、それだけ安全性は高い素材と言えるでしょう。

カキタンニンの役割は?

ポリフェノールの抗酸化作用は、化粧水や乳液、美容液といった基礎化粧品にも活かされています。
また、タンニンには収れん作用があり、毛穴を引き締める効果があることから、エイジングケアにも効果的な素材と言えるでしょう。
最近では特に、消臭効果が高いことで知られる素材へと成長しています。
高い殺菌、抗菌作用があることから、強い体臭や加齢臭を抑えることができる石鹸やボディソープといった商品に配合され、メイン成分として取り扱われるようになっています。
また、抗ウイルスや抗アレルギー作用があることも確認されるようになって以降、抗菌スプレーとして商品化されるケースも増えてきています。
シャンプーやコンディショナー、白髪染めといったヘアケア製品にも配合されていますが、これらの場合も、頭皮の殺菌や臭いを防ぐ効果や高い抗酸化作用を期待して使用されていると考えられます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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