カミツレエキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

カミツレエキス

学名 CHAMOMILLA RECUTITA (MATRICARIA) EXTRACT
用途・効果 消炎効果、保湿、収れん作用
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 スキンケア化粧品全般、育毛剤、入浴剤

カミツレエキスとは?

キク科の植物であるカミツレの花から取れるエキスです。カミツレは和名で、一般的にはカモミールという名称で親しまれているかと思います。
カモミールは「大地のリンゴ」という意味合いのギリシャ語にその語源があり、その名の通りリンゴに似た香りをもつ花としても知られています。
世界では、今から4千年以上前から既に薬草として用いられていた歴史をもち、日本にも19世紀初頭にオランダから渡来したと言われている植物です。
カモミールティーとして飲用もされており、美容健康にいいとされている植物でもあります。
そんなカミツレから抽出されるエキスには、保湿性、抗炎性、養毛、収斂、殺菌、血行促進、充血除去、かゆみ止めなど多くの作用があるとされており、特に消炎作用に優れていると言われています。
また、しみそばかすにも効果的な作用が確認されるなど、美容製品にとってメリットの高い素材として注目を集めています。

カミツレエキスの安全性は?

古来から薬草としても用いられ、お茶の素材ともなる花から抽出されるエキスですので、安全性は高いと考えられます。

カミツレエキスの役割は?

保湿や収れんといった作用は、化粧水や美容液といった基礎化粧品に活かされています。特に消炎効果に優れていることから、乾燥による肌荒れやニキビなどの炎症から肌を守ることに活かせる素材と言えるでしょう。
また最近では、美白化粧品に配合される機会も増えてきています。
これは、メラノサイトに対しメラニン色素を作るよう指示を出すエンドテリンと呼ばれる物質の働きを抑制することで、メラニン色素の生成を抑える効果があることが確認されたためです。
このことから、しみやそばかすの予防や紫外線対策、日焼け後のケアを目的とした商品に使用されることが増えてきていると考えられます。
他にも、抗炎症、抗菌、養毛、血行促進、かゆみ止めといった作用もあることから、シャンプーやコンディショナー、白髪染めに育毛剤といったヘアケア製品にも活用されている素材です。
また、カモミールはリラックス効果があることでも知られていることから、ハーブティーやアロマ、入浴剤といった商品の成分としても見掛ける機会が多いでしょう。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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