カワラヨモギエキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

カワラヨモギエキス

学名 ARTEMISIA CAPILLARIS FLOWER EXTRACT
用途・効果 消炎作用、漢方薬として
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 主に肌荒れ対策用のスキンケア化粧品、シャンプー、コンディショナー、アンチエイジング化粧品

カワラヨモギエキスとは?

キク科の植物であるカワラヨモギの花、葉、茎から抽出されるエキスです。カワラヨモギエキスは、漢方では2000年以上の前からその効果が注目され、長期に渡り民間療法としても用いられてきた、大変長い歴史を誇る成分になります。
カワラヨモギはキク科ヨモギ属の多年草で、中国や朝鮮といったアジアをメインに日本でも本州以南の地域(河原付近)に幅広く分布しています。
タンニン、フラボノイド、精油が含まれており、消炎作用以外にも抗菌などに役立てられ、乾燥させたものをお茶として飲用することもできます。
また、解毒作用や抗アレルギー作用、保湿作用や血行促進作用、皮膚修復作用があることから、肌荒れを改善できる天然素材のひとつとして、基礎化粧品ほか様々な製品で活用されるようになっています。

カワラヨモギエキスの安全性は?

漢方としても長期に渡り用いられてきた歴史をもつことからも、安全性は高いと考えられる成分です。アトピー肌や敏感肌の方でも安心して使用できる素材のひとつと言われています。

カワラヨモギエキスの役割は?

古来から漢方としても用いられ、健康茶として飲用することもできます。消炎作用があることから、化粧水や乳液など主に肌荒れ改善を目的としたスキンケア化粧品に配合される機会が多い素材です。
また、他のハーブ系エキスと共に使用することでの相乗効果から、肌のキメを整えることや美白効果などに期待をもつこともできる素材でもあり、例えばゼニアオイエキス、チョウジエキスなどと混合されることで、エイジングケアに活かされることもあるでしょう。
他にも、頭皮を健康に保つ上で抗菌作用が活かせることから、シャンプーやトリートメント、白髪染めなどのヘアケア製品にも使用されています。
血行促進作用については、育毛ケア製品で活用されるケースもあるでしょう。
安全性も高くカビを防ぐ効果もあり、アトピー肌や敏感肌の方でも扱える素材と言われていることから、手作り化粧水などの素材としても用いられています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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