ラウレスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ラウレス

学名 LAURETH
用途・効果 洗浄作用
安全性 D (毒性や刺激が強く、なるべく使用したくない成分)
よく使われる商品例 洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、マッサージ料、ボディケア、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、リップグロス、アイライナー、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント

ラウレスとは?

ラウリルアルコールのポリエチレングリコールエーテルで、ポリオキシエチレンラウリルエーテルともいいます。
原子量の違いによって現在-1から-100まで存在しますが、すべてノニオン(非イオン)界面活性剤で、乳化剤・洗浄剤の働きをします。
現在多く使用されているのはラウレス-4、-7、-9、-21、-23です。
数字によって洗浄剤としての作用が強いもの(-21、-23など)と、乳化剤として使用されるものがあります。

ラウリルアルコールとはヤシ油から採れる高級アルコールで、界面活性剤の材料となる成分です。
ポリエチレングリコールはエチレングリコールが重合した高分子化合物で、安全性が高いといわれていますが、まれにアレルギーを引き起こすことが知られています。

ラウレスの安全性は?

ラウレス-8、-9、-10の配合量は、合計が100g中2.0グラムまでという制限があることからして、この3つは特に刺激が強い成分です。
ラウレス-5~-7は台所洗剤、-7~-9は洗濯洗剤によく使用される成分ですから、刺激も強くなるのです(表示はポリオキシエチレンアルキルエーテル)。

またポリエチレングリコールはアナフィラキシーショックの原因となることが知られており、特にアレルギーがある場合はできるだけ避けたほうが良いでしょう。

ラウレスの役割は?

ノニオン系なので酸やアルカリの影響を受けにくく、安定した乳化力を持ちます。
またアニオン界面活性剤の補助剤として洗浄に使用されることもあります。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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