ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベへニル)の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベへニル)

学名 Phytosteryl/Behenyl/Octyldodecyl Lauroyl Glutamate
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、ボディケア、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、口紅、リップグロス、アイブロウ、アイシャドウ、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント

ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベへニル)とは?

ラウロイルグルタミン酸、ラウリン酸、オクチルドデカノール、フィトステロール、ベヘニルアルコールを構造に持つ、油性のエモリエント剤です。
角質層にあるセラミドと似た働きがあり、角質の細胞間脂質の働きをするため、皮膚の保湿や髪のコンディションを整える作用があります。
コラーゲンやヒアルロン酸は真皮に浸透しないと本来の効果が出ませんが、セラミドは角質層にある成分で、しかも水分を細胞間脂質で挟み込むので水分が非常に蒸発しにくいという特性があります。

また、髪の修復作用が確認されています。
髪にはCMC(毛髪細胞膜複合体)という接着物質があり、キューティクルや髪の奥のコルテックス細胞を接着したり、水分量をコントロールしたりする働きがあります。
これに似た働きをするため、髪のダメージを内部から修復する効果が期待できます。

ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベへニル)の安全性は?

成分はオクチルドデカノールは植物由来の天然油脂、フィトステロールは植物のフィトケミカル、ベヘニルアルコールはナタネ油から抽出された脂肪族アルコールですから、安全性は高いと考えられます。
ただし植物由来の成分はまれにアレルギーを引き起こすことがあるので、すでにアレルギーを発症している場合はパッチテストを行なうと安心です。

ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベへニル)の役割は?

15年以上化粧品に使用されている成分で、ほぼ全種類の化粧品に使用されています。
特に保湿力が高いのでモイスチャ効果がある美容液や保湿クリームに、髪の毛の修復作用があるのでヘアトリートメントなどに使用されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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