レシチンの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

レシチン

学名 Lecithin
用途・効果
安全性 B (安全性は高いが、稀にアレルギー報告のある成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、ボディケア、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、口紅、リップグロス、アイブロウ、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、入浴剤

レシチンとは?

レシチンは動植物の細胞に存在している脂質です。
卵黄が原料の「卵黄レシチン」と大豆が原料の「大豆レシチン」があります。
ほとんど同じ効能・効果がありますが、成分が若干違います。
卵黄レシチンはタンパク質やビタミンAが多く、特に脳や神経組織に対する効果が強く、大豆レシチンはリノール酸、ビタミンB群・Eが多く、肝臓や動脈硬化に対して効果を発揮します。
親水性と親油性両方の性質を持っており、天然の界面活性剤作用があります。

レシチンの安全性は?

大豆は農薬が残留しやすいこと、精製の際に有機溶媒が残留している場合があることなど、細かいことをあげると心配な点はありますが、化粧品で使用する程度であれば問題はないとされています。

また、アレルギーの問題に関しては、発症しないという調査結果が出ています。
ただし絶対とは言い切れませんので、心配な場合はパッチテストで確認しましょう。

レシチンは天然の界面活性剤ではありますが、これだけでは作用が弱いため、ほとんどの場合他の合成界面活性剤などが一緒に添加されますので、成分をよくチェックしてください。

レシチンの役割は?

レシチンは表皮の細胞間脂質内で水分を保持する働きがあり、浸透性にも優れているため、肌のうるおいを長く保つことができます。
親水性と親和性両方があるので、化粧品の成分を乳化するだけでなく、肌と化粧品とのなじみをよくしてくれます。
また過剰な皮脂を抑制する作用から、頭皮環境がよくなり発毛・育毛効果が期待できるとして、育毛剤にも配合されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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