レブリン酸の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

レブリン酸

学名 Levulinic Acid
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 洗顔料、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ボディケア、化粧下地、ファンデーション、シャンプー、コンディショナー、トリートメント

レブリン酸とは?

レブリン酸はサトウキビやトウモロコシに天然に含まれる、デンプン由来の成分です。
ほかにもセルロースを加熱することでも作られます。

現在も研究が進められている新しい成分ですが、抗生剤としての機能が注目されています。
ペニシリンに始まり、これまでの抗生剤は耐性を持つ菌が必ず出現し、いたちごっこの状態でしたが、レブリン酸はこれまでの耐性菌のほとんどに効力があることが報告されています。
虫歯菌やニキビの原因となるアクネ菌にも効果があるとされ、研究が進められています。

現在化粧品類に配合されていることがありますが、これは有機酸としての保湿作用や製品の安定化のためです。

レブリン酸の安全性は?

レブリン酸はサトウキビやトウモロコシから製造されますが、それ以外にも醤油を作る際大豆が分解した時にできる酸です。
クエン酸や酢酸などの有機酸の一種でもあり、安全性は高いと考えられています。

トウモロコシは、輸入されたものは遺伝子組み換えや残留農薬の危険性がないとはいえませんが、ごく少量の添加なので、心配することはないでしょう。
ただしサトウキビにはアレルギー反応を起こす場合がありますので、食物アレルギーがある場合は一応パッチテストすることをお勧めします。

レブリン酸の役割は?

レブリン酸は有機酸で肌と同じく弱酸性なので、刺激がほとんどありません。
肌を保湿し、さらに抗菌力に優れているため、肌のコンディションを整えてくれます。
また、シャンプーやトリートメント剤に配合することで雑菌の発生を抑え、頭皮環境の改善が期待できます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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