ライム油の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ライム油

学名 CITRUS AURANTIFOLIA (LIME) OIL
用途・効果 肌の引き締め効果、殺菌、消毒作用
安全性 C (危険性は少ないもののなるべく使用は控えたい成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、マッサージ料、ボディケア、顔用・ボディ用日焼け止め、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、ヘアスタイリング、入浴剤

ライム油とは?

ライムは柑橘類の一種で、マレーシア、ミャンマー、インド地域が原産のミカン科の樹木です。
レモンを少し丸くした感じの果実で、これから採れるのがライム油です。
精油は果皮から抽出されるのが普通ですが、果実を使用する場合もあります。
酸味の中にかすかな苦みがあり、カクテルによく使用されます。

ピネン、リモネン、テルピノレンなどを含み、他の柑橘類と同様消化器系に働きかけ、胃痛や消化不良などに効果があります。
また、解熱作用や呼吸器の炎症を抑える働きがあり、免疫力を強化するといわれています。
心に対しては、活気を呼び起こす力があり、うつ症状やストレスの緩和によく使用されます。

ライム油の安全性は?

ライムにはフロクマリンという光毒性のある成分が多少含まれています。
ライム油の採り方には圧搾法と蒸留法の2種類あり、水蒸気蒸留法で採取した場合はフロクマリンは除去されますが、圧搾法の場合油の中にフロクマリンが残留してしまいます。
採取方法までしっかり明記してある商品はほとんどないので、使用前に確認するか、夜以外は使用しないほうが無難です。

ライム油の役割は?

収れん作用や抗菌作用があることから、特に脂性肌の肌を引き締める効果が期待できます。
また利尿作用があるため、マッサージ料に使用するとむくみの解消に役立つといわれています。
髪のキューティクルを閉じることで髪を保護し、オイル成分でツヤを与えます。
豊富なビタミンCの作用によって抗酸化作用が期待できるので、日焼け止めを抑える助けとなります。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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