リシンの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

リシン

学名 Lysine
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、ボディケア、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、口紅、リップグロス、シャンプー、コンディショナー、トリートメント

リシンとは?

リシン(lysine)はリジンとも呼ばれる必須アミノ酸の一つで、牛乳やチーズ、鶏肉に多く含まれています。
(スペルが違うリシン(Ricin)という成分は、トウゴマから採れる毒物です)
また「リシンHCL」という角質層の天然保湿因子に多く含まれている成分がありますが、リシンと同じ構造をしており、働きもほぼ同じです。

リシンはタンパク質の構成成分で、ホルモンや酵素、抗体などを作る働きがあります。
また、組織細胞を修復しタンパク質の吸収を促す作用があるため、疲労回復効果があります。
肝臓機能を高めることで脂肪酸の蓄積を防ぎ、ホルモンの分泌も活発にします。
血圧降下作用もあるため、生活習慣病予防としても摂取すべき成分です。

さらに、最近男性型脱毛症(AGA)を含む脱毛症に効果があることが科学的に証明され、アメリカでは育毛サプリメントが販売されています。

リシンの安全性は?

アミノ酸の一種ですから、安全性は高いと考えてよいでしょう。
ただ、リシンはサバ、そば、大豆などに多く含まれているため、これらに食物アレルギーがある場合は、パッチテストで確認してから使用するようにしてください。

リシンの役割は?

保湿効果が高いので、肌荒れを防ぎ柔軟性のある肌になるとされ、皮膚のコンディショニング成分として配合されています。
また、様々な抜け毛の原因にアプローチすることがわかっており、頭皮環境の改善のためにシャンプーやトリートメント剤にも使用されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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